圖書室・敎育

松阪工業高校・松阪北高校・三重工業學校私設校外集會室

圖　　書　　室

敎育を考へる本

○沖田行司（オキタユクジ）著、『日本人をつくった敎育-寺子屋・私塾・藩校』
○西澤潤一（ニシザワジュンイチ）著、『敎育の目的再考』
○平林雅英(ヒラバヤシマサヒデ)『パソコン・インターネットの敎え方』
○渡部昇一・平泉渉『英語敎育大論争』
○ヒルトン、菊池重三郎譯、『チップス先生さようなら』

沖田行司（オキタユクジ）著。

『日本人をつくった敎育-寺子屋・私塾・藩校』

平成十二年、株式會社大巧社、刊。

  徒  　  　  べ  あ  す  盗  れ  敎  觸  　  る  で  ゐ  い  採  と  　  
  弟  　  　  て  っ  る  み  る  育  れ  　   ° 失  て  づ  り  し  　  
  教  　  　  ゐ  た  と  取  の  に  て  技  　  つ   ｀ れ  上  て  幕  
  育  　  　  る   ° い  る  で  お  ゐ  術  　  た  明  も  げ   ｀ 末  
  に  　  　   °└   う └   は  い  な  者  　  も  治  全  て  寺  ま  
  お  　  　  ∧  と  技  つ  な  て  い  敎  　  の  以  人  概  子  で  
  い  　  　  第  し  術  ま  く  も  が  育  　  は  降  敎  要  屋  の  
  て  　  　  七  て  の  り   ｀  ｀  ｀ に  　  大  の  育  を   ｀ 日  
   ｀ 　  　  十  次  繼  主  師  技   ┐ つ  　  き  敎  を  紹  藩  本  
  技  　  　  四  の  承  体  匠  術  職  い  　  い  育  目  介  校  の  
  能  　  　  ペ  や  の  的  の  が  人  て  　  と  制  標  し   ｀ 敎  
  の  　  　  ｌ  う  仕  に  技  教  の  は  　  し  度  と  て  私  育  
  修  　  　  ジ  に  方  習  を  え  徒  特  　  て  の  し  ゐ  塾  機  
  得  　  　  ∨  述  が  熟   ┐ ら  弟  に  　  ゐ  中  て  る  を  關  
  　  　  　  　  　  　  　  　  　  　  　  　  　  　  　   °

  術  　  　  体  げ  る  な  も  め  し  も  に  せ  し  だ  学  の  は  
  教  　  　  験  に  こ  っ  と  に  て  要  は  る  た  け  び  学  師  
  育  こ  　  的  な  と  た  し  は   ┐ 求   ┐└   が  技  取  び  匠  
  は  う  　  に  る  が   ° て   ｀ 技  さ  教  た  っ  能  る  取  の  
   ┐ し  　  知  こ   ｀ 安  の  親 └   れ  え  め  て  の  意  る  教  
  技  た  　  っ  と  本  易  甘  子  と  た  な  に   ｀ 習  志  意  え  
 └   意  　  て  を  当  に  え  の   ┐  ° い  も   ┐ 熟  が  志  に  
  の  味  　  い  近  の   ┐ が  肉  心  一 └    ｀ 教  度  強  が  先  
  修  で  　  た  世   ┐ 教  大  親 └   人  と  時  え  が  け  重  立  
  得   ｀ 　  の  の  学  え  き  の  を  前  い  と  ず  高  れ  要  っ  
  が  近  　  で  日  び └   な  情  鍛  の  う  し  し  ま  ば  視  て  
  生  世  　  あ  本 └   に  障  と  え  職  厳  て  て  っ   ｀ さ   ｀ 
  活  の  　  る  人  の  流  害  子  る  人  し  師  学  た  そ  れ  弟  
  的  技  　   ° は  妨  れ  と  ど  た  と  さ  匠  ば   ° れ  た  子  
  　  　  　  　  　  　  　  　  　  　  　  　  　  　  　  　   °

  　  し  會  す  る  む  は  し  敎  の  す  國  敢  　  　  も  っ  で  
  　  た  に   ° こ  思  母  て  育  敎  も  の  え  　  　  い  た  あ  
  以  い  自  こ  と  想  校  見   ｀ 育  の  傳  て  　  　  え   ┐ り  
  上  と  分  の  が  が  の  る  落   ｀ で  統  敎  　  　  よ  全   ｀ 
   ｀ 思  の  こ  出  あ  敎  こ  語  将   ｀ 的  へ  こ  　  う  人  心  
  平  ひ  考  と  來  り  育  と  家  棋  職  敎  な  こ  　   ° 教  ・  
  成  ま  へ  に  た   ｀ に  が  の  差  人  育  い  に  　  　  育  身  
  十  す  を  つ  と  そ  も  で  敎  し  敎  思  敎  書  　  　 └   の  
  二   ° 纏  い  感  の  こ  き  育  や  育  想  育  か  　  　  的  陶  
  年  　  め  て  謝  恩  の  ま  な  圍   ｀ の └   れ  　  　  で  冶  
  九  　  て  は  し  恵  流  す  ど  碁  相  根  は  て  　  　  あ  を  
  月  　  御  別  て  に  れ   ° に  打  撲  幹   ｀ ゐ  　  　  っ  と  
  二  　  紹  の  ゐ  浴  を  東  共  ち  部  を  我  る  　  　  た  も  
  十  　  介  機  ま  す  汲  川  通  の  屋  な  が   ┐ 　  　  と  な

  　  　  　  　  　  　  　  　  　  　  　  　  　  　  　  　  　  二  
  　  　  　  　  　  　  　  　  　  　  　  　  　  　  　  　  　  日  
  　  　  　  　  　  　  　  　  　  　  　  　  　  　  　  　  　   °

平林雅英　著

『パソコン・インターネットの敎え方』

平成十二年、共立出版株式會社

　　パソコンとインターネットを敎へる際の基本的な考へ方を解説。パソコンやインターネットは基本ソフト、應用ソフト、機械本體、関連機器のいづれも歴史が淺く、發展速度が速く、その場限りの場當り的な、實用技術の敎育をしたのでは、技術の本質からはづれ易いし、敎育効果も期待できない。そこで基本ソフトや、應用ソフト、使用機種の違ひを超えた、共通の基本原理と基本項目を、それらの歴史を踏まえたうえで、早い段階でキチンと敎へる必要がある。このやうな觀點から、具體的に敎育法を解説してゐる。
　　敎育對象が日進月歩で變貌するといふ技術敎育の特徴が極めてはつきりとして、しかも技術の發生からの歴史が淺く明瞭であることから、電子計算機に關する敎育は「工業敎育の典型」として取り扱ふことが出來よう。この本で述べてゐる考へ方は、東川が母校在學當時に受けた、森隆巳校長先生の毎週の「校長訓話」の敎育理念と同じである。森先生は、常に「原理原則は何か、基本は何かを考へよ」、「學校で學んだことは、すぐには役立たない。すぐに役立つやうな知識はすぐに役立たなくなる」と言ひ、このことだけを、手を變へ品を變へて話し續けられた。
　　本書は四章からなり、項目は次の通り。(但し、漢字は正書體に改めて表記した。）
第一章　コンピューター敎育概論
　　コンピューター敎育の到達目標、どんどん變る必然、パソコンの壽命はどのくらいか、手に職になる敎え方、敎えるためには視野を廣く、體驗と指導、結果でなく心を敎える、眞實は敎えられるか、パソコン用語の敎えかた、著作權の敎え方、やる氣の出し方、成績評價の付け方
第二章　パソコン敎育
　　パソコンの何を敎えるべきか、パソコン機材の選び方と運用、ハードウェアとソフトウェアの敎え方、情報量の單位の敎え方、文字符號化の敎え方、パソコン本體の敎え方、オペレーティングシステムの敎え方、キーボードの敎え方、日本語入力の敎え方、ファイルの敎え方、データ入出力の敎え方、データのバックアップの敎え方、ワープロの敎え方、表計算やデータベースの敎え方、グラフィックスの敎え方
第三章　インターネット敎育
　　インターネットの何を敎えるべきか、インターネットの歴史と哲學の敎え方、インターネット用語の敎え方、電子メールの敎え方、ウェブサイト閲覧の敎え方、檢索方法の敎え方、ホームページ作成の敎え方、パスワードの敎え方
第四章　プログラミング敎育
　　プログラミングの何を敎えるべきか、プログラミングと處理系の敎え方、プログラミング言語の選び方、プログラム内蔵式の敎え方、メモリー概念の敎え方、變數の敎え方、實行順序の制御方法の敎え方、プログラムの作り方の敎え方、デバッグ方法の敎え方、プログラム高速化の敎えかた

　　この本に關する網上頁--http://www.hir-net.com/book/book22/平成十五年十二月三日、接續確認
　　この本の著者--ひらばやし　まさひで　　昭和三十五年生まれ。http://www.hir-net.com/平成十五年十二月三日、接續確認

渡部昇一・平泉渉　著

『英語敎育大論争』

平成七年、文春文庫

　　學校での英語敎育に會話能力實現といふ實用的効果を求める平泉改革案に對して、外國語學習は知的鍛錬の一環であり、實用的効果はむしろ求めるべきでは無いとする渡部の反論。國家的制度としての敎育の在り方を渡部は論じてゐる。平泉案は俗耳に入りやすい「現代の廢佛毀釋だ」と主張。渡部は現代世相や現代史に對して積極的に發言してゐる英語文法學者で、平泉は政治家。

ヒルトン著、菊池重三郎譯

『チップス先生さようなら』

昭和四十一年、新潮文庫

　　英國の中學校の横に棲む老敎師と在學生との交流。映畫化もされてゐる名作。
　　管理人はこの本を讀むと亡き森校長先生を思ひ出して涙が出てくる。まだ讀んでゐないならば、一讀をお奨めします。

玄關へ　　圖書室の入口へ　　 ◎西澤潤一『敎育の目的再考』へ　　◎時代を考へる--長谷川慶太郎の本

　　この網上葉の履歴
○平成二十四年三月二十七日、管理人への電子飛脚の宛先訂正。
○平成十五年十月二十八日、管理人への電子飛脚の宛先更新。
○平成十五年正月二十一日、引き紐の接續確認を更新。
○平成十四年三月十九日、引き紐の接續確認を更新。
○平成十二年十二月十三日、平林雅英(ヒラバヤシマサヒデ)『パソコン・インターネットの敎え方』を追加。
○平成十二年十一月十五日、渡部昇一・平泉渉『英語敎育大論争』を追加。
○平成十二年十一月七日、『チップス先生さようなら』を追加。
○平成十二年十月五日、西澤潤一『敎育の目的再考』を追加。
○平成十二年九月二十二日、開設。

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